日記(2023.07.21)

7時に目が覚めた。しかし眠い。寝る。11時半に起床。ぎりぎり午前中に起きることができた。

何か家事をしようと思い、トイレを掃除した。トイレ掃除は程よい労力で無になれる。ついでにトイレもきれいになるし一石二鳥だ。

流れのままに、目についた電動髭剃りの手入れ。刃の部分を分解して、綿棒で汚れを拭った。意外と汚かった。こういう普段やらない細かいことをしていると、不意に知り合いの幸せ報告とかあるので油断ならない。以前、耳かきの梵天を石鹸で丁寧に洗っていた時、知り合いが彼女と結婚したことを知った。梵天をふわふわに仕上げている私と、結婚して人生の段階を1つ上げた知り合い。歴然たる差を痛感し、心の中で何かがぶっ壊れたことを今でも覚えている。今回は何の報告もなくセーフだった。

お茶漬けを食べる。最後の梅茶漬けだ。味わうつもりがすぐなくなってしまった。暑くてさっき切ったばかりのエアコンの電源を入れた。地球ごめん。

夕方になり、ある程度昨日の日記を書き進めたところでジムへ行った。中盤に差し掛かり、腰の痛みがぶり返し始めた。最近大人しかったので油断していた。気を付けながらメニューを進めたが、次は胃が痛み始めた。あと2､3種目やりたかったが集中できないので、ストレッチして風呂へ向かった。

金曜日は毎週ほぼ人がいない。サウナにも3､４人しかいなかった。大人数であんなに大人気なく騒いでいたあのおじさんたちはどこに行ってしまったのか。平日の終わりである、街へ繰り出し酒でもあおっているのだろう。その連中とよく一緒になって話しているおじいさんが、独りでサウナに入っていた。少し寂しそうな雰囲気を感じた。話し相手が欲しかったのか、隣りに座っていたおじさんとかみ合わない会話をしていた。話し声がうるさすぎて腹が立つことはあるが、彼らにとっては大事なコミュニティなのである。我慢とは違う寛容さを常に持っていたい。おじいさんと他愛ない会話をしておきたかったな、と少し後悔した。

先ほどの胃の痛みは空腹に寄るものだと決めつけ、コンビニでミートスパを買った。全身に染み渡る美味しさ。タンパク質も35gもある。満腹感もタンパク質も得ることができて最高だった。

友人と電話で話していると、「観光学」という学問の存在を知った。観光とはいったいなんなのか？本を検索してみたが、いまだに読み切っていない本が山のようにある。今読んでいる本を読み終わってから買うべきか。興味の赴くままに買うべきか。

学びの多いような気がする1日であった。