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日記(2023.09.02)

9時前に起床。今日はB’zのライブなのだが、体がだるい。横浜で美味しいものでも食べようかと正午の新幹線を予約していたが、時間を変更した。ぎりぎりまで体力回復に専念した。

寝れなかったので、10時ごろ起き上がり、先日貰った薬を飲んだ。鳩尾あたりの気持ち悪さと、動悸とでもいうのだろうか、息苦しさと心臓がポンプされているような感じがする。体調不良の原因はこの薬の副作用な気もする。あまり自分に合っていないのだろう。食欲もあまりないので、お茶漬けをなんとか食らい、家を出た。

新幹線はあまり人がいなかった。悠々と座席に座る。久々の遠出な気もする。油断して危うく死ね!と口から出そうになり、シーー…と大きめのため息のようにごまかした。薬の影響なのか、1分に1回くらいのペースであくびが出た。頭もすっきり、眠気もほとんどないのに。あくびが出るたびに、涙をタオルで拭った。なかなかしんどい。

横浜駅に到着。駅には既にB’zのライブTシャツを着ている人がたくさんいた。久々につばめグリルのハンバーグが食べたくなったので行ってみると、昼食時を過ぎているのにかなりの待ち人がいた。諦めて付近をうろつくと、大戸屋を見つけた。友人のFavoriteである。久々に食べてみたくなり、店に入った。学生グループが1組待っていたが、5分ほどで席に座れた。いうほど食欲もないので、飲食店におけるレア食材である茄子の料理にした。少し変化を加えて、食べたことのない五穀ごはんにした。美味しかった。このレベルの定食を千円以内で食べられるのは本当にありがたい。家の近くにできてほしいと思った。

少し休憩し、ライブ会場へ向かうことにした。道のりはざっくり調べたが、ライブへ向かう人たちの流れが既にあったので、それに乗っかった。夕方になり風も吹いているので涼しくなってきた。が、歩くと汗が滝のように出てくる。涼むために途中コンビニに寄ったところ、BGMでB’zの曲が流れていた。街全体がライブを心待ちにしているようだった。日本トップレベルの滅茶苦茶でかい祭りに参加できることを自覚し、少しテンションが上がった。汗だくになりながらも、入場ゲートとは反対方向だが、ツアートラックを見に行くことにした。フードエリアの近くにあるらしい。え?食べ物売ってんの?こういうライブに初めて来たので勝手が分からない。フードエリアには遠くから見ても分かるくらい人があふれていた。少し外れた道からトラックの写真を撮った。着ていた服が汗でびしょびしょで最悪だったので、近くに人がいないことを確認し服を着替えた。替えのTシャツを持ってきて正解だった。

東ゲートに着いた。いよいよ入場である。チケットをもぎるのかと思ったが、チケットのバーコードをスタッフが読み取り、出てきた紙に自分の席が書かれている、というものだった。はえ~、すごいテクノロジーである。でも、このくらいの技術を使わないと数万人を同時にさばけないのだろう。自分の席を確認。2階席の…W○○。…Wって西?東から入ったのに西の席?そんなことあるのか。さっきのトラックを見に行ったのも合わせてスタジアム1週分歩くことになった。着替えたのにまた汗だくになってしまった。余裕をもって入ったはずが、開演10分前くらいに席に着いた。席はまさかのテーブル席だった。スタジアムってこういう席もあるのか。しかし、非常に見やすい席で良かった。巨大なライブセットやアリーナ席の人の多さにまたテンションが上がった。席に座り少し落ち着いてふと疑問に思った。周りのテーブル席の人たちはライブ中は立つのだろうか?そのまま座りながら観るのだろうか?そんなことを考えていると、カウントダウンが始まった。興奮で自然と笑みがこぼれる。焦らすねえ~!

ライブはもう最高だった。「LOVE PHANTOM」でサングラスをかけ登場。輝くオーラ。とんでもない歓声。米粒くらいの大きさでしか見えなかったが、圧倒的存在感。私はミーハーそのもので、有名曲を数曲知ってる程度の知識だ。半分は知らない曲だったし、イントロで歓声があがるが、私には分からなかった。それでも半分は知ってる曲だったし、知らなくてもスタジアムの雰囲気が素晴らしかったのでずっと楽しめた。スターたちの一挙手一投足に歓声が沸く。変な話だが、子どものころに観なくて良かったなと思った。こんなにかっこいい人間を見たら、憧れすぎて色々人生がおかしくなりそうだ。このライブを基準にしたら今後エンターテインメントに触れるときに損しそうとも思った。それほどの衝撃だった。他のライブは分からないが、ほとんど休憩なく歌いっぱなし。スタジアムの観客席の周りを歌いながら走って1週。とんでもない体力だ。ライブ前に心配していた鑑賞の仕方だが、テーブル席だったおかげか、私の前の席のおじさんはずっと座っていたし、周りの客も立ちたいときに立ってる感じだった。右斜め前の家族もお父さん以外ほとんど座ったままだった。それでも終盤子どもたちも立っていた。多分お父さんがファンなのだろう、ほぼ立ってて、独特のリズムで腰をくねくねさせながら音楽にノッていた。私もほとんど座りつつ、たまに立ったりして手拍子していた。楽に鑑賞できてよかった。「イチブトゼンブ」を生で聞けて良かった。感動した。また行こうと思った。