日記(2023.07.11)

今日は11時に起床し、外出の準備を進める。会社で復職に向けた面談があるためだ。

外は快晴。風が強かったが、熱風であるため、全く涼しくない。

本格的な夏が始まったな、と思った。

暑さをしのげるものはないかと勘案していたところ、サウナハットがふと目に留まった。先日の旅行の際、友人の付き添いで行った、とあるキャラクターの展示会限定のサウナハットだ。そこそこの値段だったが、前々からサウナハットが欲しかったうえ、限定品に弱い私は少し悩んだ末、購入した。（展示会自体は、友人の解説付きだったためか、知らない割に楽しかった。徐々に勉強していこうと思った。）

しかし、買ったはいいものの、サウナハットを使っている人がいるようなちゃんとしたサウナに行く機会がなく、部屋で意味もなく被ってウロウロするだけだった。

このサウナハットは少し変わっており、一般的な土筆のような形ではなく、ツバが大きく、普通の帽子に近い形をしていた。

展示会の物販サイトにも、

「ファッションとして普段使いにもオシャレナッツよ～～★」

と書いてあったので、被っていくことを決めた。

被ってみると、頭頂部に感じる暑さは軽減され、大きいツバのおかげで首と顔に陰ができ、かなり楽だった。まぶしくないだけでだいぶ違うなと感じた。

肝心の面談は凄惨たるものだった。休職に至った原因を聞かれたが、会社と労働が嫌になったとも言えず、終始ふわふわしたことを言い続けた結果、復職は当分無理そうだということになった。さっさと復職して転職して今の会社から逃げたい気持ちと、そもそも労働が嫌なんだからどこ行っても無理だろ、という気持ちが半々だ。休みが長くなったことは良いことだが、何もかも面倒くせえなあ、どうでもいいなあ、という思いを強めながら帰った。

帰り道、特に腹は減っていなかったが、何も食べていなかったのでスシローへ行った。

美味しい。いつ行ってもそこそこ美味しい。スシローへの信頼を深め、家に帰った。